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BlogEOについて名古屋ネタ学び
2018.09.05
名古屋愛はどこから来る?
副会長 兼 フォーラム理事のWCS小栗です。
名古屋生まれ名古屋育ちの50歳。
他所に住所を移したことがないので、もう半世紀も名古屋で暮らしてるんですねー。
ガキの頃は、名古屋弁ベッタベタな人が多すぎて、一時そのダサさに耐えきれず東京志向になりかけた事もありましたが、根底にある名古屋好きは一貫してると思います。
そうそう、タモリさんがテレビで名古屋のことを弄ってた時代が懐かしい。笑
まぁ誰しも地元愛があるでしょうから、これから書く話も自慢話にもなりませんが…
35年ほど前にさかのぼります。
高校入学と同時にコンサート警備のアルバイトしていた時の体験が「名古屋愛」を醸成させるトリガーだったのかもしれません。
毎週毎週、何かのコンサートで舞台設営、チケットのもぎりやカメラチェックをしていましたが、なかなかメジャーアーティストは来てくれませんでした。
新聞(中日スポーツ)を見ると武道館やら大阪城ホールでの憧れのミュージシャンのコンサート記事がカラーで載っているわけです。
ビックアーティストほど「名古屋飛ばし」してたんです。
そりゃ11tトラック×10台レベルで仕込む舞台を1日だけの興行に使うだけなんて効率悪いですからね。
それと、その頃の東京や大阪のイベント興行主からは「名古屋人はサクッと新幹線乗って飛んでくる」と思われてました。
東海道新幹線が便利すぎる故の功罪でしょう。
もう一つの背景として、当時“名古屋人=セコイ”のイメージが浸透していました。
セコイけれども、せっせと貯金して結婚式やいざという晴れ舞台にドーーンと派手に使う。 そういった意味では、イベントゴトには財布の紐が緩くなるだろう、と思われていたことは確か。
勤めていたテレビ局時代にはこんな経験もしました。
芸能人側が名古屋に興味を持ってないことに気づいたのです。 ちょっとした収録やライブも日帰りですから愛着が湧くわけありません。 昔は名古屋メシという言葉もなかったし、名古屋へ行くモチベーションは殆ど皆無。
唯一、ネタとして喜んでもらえたのが日本で最もぶ厚い風俗誌が話題だったことです。
男の子ならわかりますよね?笑
この頃に、尖ることだけでなく、とことん振り切ることが大事と学びました。
かくして、僕はEO名古屋に居ます。
もともとEO東京に所属していました。
名古屋チャプターが無かったから。ファウンダーの河合さんがEO名古屋を立ち上げるぞーって旗揚げされた時、本当の名古屋愛に触れましたね。
ビジネスや今まで培った人脈だけ切り取れば東京残留かもしれません。
でも大事なのは環境より自身の「成長」をコミットする姿勢。試練こそ成長の肥やし。手弁当の理事仕事も引き受けない理由はありません。
そろそろ恩返しの役回りです。
まだまだ未熟ですが、自らが目指す位置に身を置かなければ事態は変わりません。
その位置とは、僕にとっては名古屋なのです。
名古屋から世界へ。
名古屋飛ばしなんてもう言わせない。
ちゃんと事業をスケールさせ、育ててもらった我が街に、いっぱい税金払って地元貢献したいもんです。
*写真は20歳の青年。文章との関連はありません。