７月より始まったEO NAGOYAブログ。
１日ごとに名古屋を代表する起業家たちが、様々な観点で綴っていくことになります。
そして今回はわたくし、株式会社ギャルリーブルージュという会社を経営してる産屋敷（ウブヤシキ）がお届けしていきます。

まずは簡単にわたくしの経歴を簡単にご紹介したいと思います。
会社の主な業務内容は、まず結婚式、その他赤ちゃんや七五三などのファミリーフォトに至るまで、人生における幸せの記録を残すフォトスタジオを名古屋・大阪を中心に展開しています。また、ヘイメイク業務なども手がけ、「人生の輝くべく瞬間に存在する会社でありたい」というコンセプトのもと、日々多くの幸せの場面に立ち合わせていただいています。
平成１９年２月に企業、いま１２年目を走っているところです。

起業する瞬間のプロセス、ストーリーとはそれぞれ様々なものがあります。
僕自身、起業のきっかけは野望にみちたもの、なろうと思ってなったものではなく、悪く言ってしまえば流れ流されて起業したというのが正直なところです。
しかし、これをあえてポジティブに言うならば、肩の力が入りすぎず良い意味で肩の力が抜けていたのかもしれません。
その証拠に起業当時ではほとんどのフォトスタジオがまだ導入していなかったデジタルカメラでの撮影など、当時としては大胆な発想やコンセプトが不自由なく次から次へと生まれてきました。
そんな会社がささやかながらも軌道に乗り始め、徐々にスタッフが増えていくにつれ、起業当時では考える必要のなかった課題や問題、さらには従業員には言えない悩みなど、自分の考えたいこと、やりたいことだけを考える社長業ではなくなっていきました。
それを様々な先輩たちのアドバイス、スタッフの力、そして何よりも運も大きく作用しながら、なんとか１０年を越える会社になりました。

しかし、１０年を越えたところで考えたことがあります。
「ここからさらに１０年後の自分の会社のあるべき姿」。
それを考えた時に、自分自身や会社の成長のスピードにチャージをかけなければならないことに気づくのです。
１０年を経て３０名ほどの従業員がさらに１０年後、倍の６０人の規模になっていれば良いのか、それとも５００人や１０００人を超える従業員を雇用する
上場だって視野に入れることができる会社に成長していくのか。
それを考えた時、やはり自分の中にある「現状維持はウィルス」というスピリッツがよぎりました。

そんな折、EO NAGOYA初代会長でもある河合会長にEOへのお誘いをいただき、さらにはこれからEO NAGOYAという新しいチャプターが立ち上がると言う後にも先にもこのタイミングしかないという貴重なタイミングに僕はEOと出会うことになりました。

起業して一定の土俵に上がった人たちが皆抱える悩みを、このEOでは多くのヒントで自分の会社の未来に潤滑油を注いでくれるのがEOとでもいうべきでしょうか。
何より創業者のみが入れる組織だということはかなり大きなことではないかと思います。その中で生まれる、共通意識と戦友としての絆、起業家としての新しい出会いもこのEOの魅力の一つではないでしょうか。

このブログの中で、名古屋の起業家の仲間たちがこれからたくさんの情熱や
、時にしたたかな一面、さらには人間らしさをそれぞれの業種の観点から綴っていくことになると思います。
僕もその中の一人として、少しでも何か伝えられればと考えていますので
どうぞ宜しくお願いします！