スティーブン・マゴーン氏の講演を開催しました。

スティーブン・マゴーン氏（Mr.Stephen McGown）
2011年11月にマリを旅行中、アルカイダ系武装組織「マグレブのアルカイダ（AQIM）」に誘拐され、約6年間もの間、サハラ砂漠で拘束されていた南アフリカ出身の人物です。
彼は2017年に解放され、拘束生活を生き抜いた経験と、それによって得た教訓を広める活動を行っています。
過酷な環境での生活を強いられたマクガウンは、その中でたくましく適応し、精神的な成長を遂げました。
彼は「Six Years a Hostage」（『6年の人質生活』）という回顧録を出版し、自身の経験や、生き延びるために必要だった心の強さ、逆境の中で感謝の心を見つける大切さについて語っています。
現在、彼は講演やインタビューを通じて、自分がどのようにして極限の状況を乗り越えたかをシェアし、困難な状況に直面している人々にとっての励ましと希望の象徴となっています。
マクガウンの物語は、困難を乗り越えるためのメンタルの強さと人間の回復力の象徴として、世界中で多くの共感を呼んでいます。